喫茶店が心地いいワケ。

高田馬場「ロマン」にて





茶店が心地いいワケ。
などとぐるぐると考えたので、吐き出します。



※今日は毒モードで失礼します。



私は、外見がぽよんとしてるので
一見ゆるふわで、休日は原宿、代官山のおしゃれカフェが好きで
カプチーノ頼んでラテアート写真をインスタアップとかしちゃう系。

に思われます。



街ぶらが趣味でカメラを首から下げ、
道ばたでネコを見かければたわむれて
話しかけては写真をインスタアップとかしちゃう系。


にも思われます。



半分は正解。



でも本当はそうでもない自分もいるんです。
中野ブロードウェイや、餃子の王将や、
赤提灯の居酒屋が大好きです。

しだいに前者自分Aと、後者自分Bとの戦いが勃発。。
こうみられたい。という自意識の塊タームが強めにありました。


その救いが「純喫茶」

カフェへの拒否反応からくる、「純喫茶」の憧れがはじまりでした。思えば。


饐えた香り、錆び付いたメッキの光るサッシ。
何百人が座ったのか分け分からない革張りのソファー。
使い古したカップ。シュガーケースとミルクポット。
いつから育ててるのか分からない、育ち過ぎた観葉植物。
ベタベタする素敵な柄の床。
窓にステンドグラスや、ブロックガラスなんかあっても
素敵ですね。


その1つ1つを個で見ると、ミスマッチなのに
時を重ねて馴染んできたんだなーという実感。


「ほっ」とするんですよね。


空を見上げて「こんなたくさんの星の中のちっぽけな私」
的な感覚に満たされるんですよね〜。



そりゃお店によって様々で、
ホットケーキたべるならここ〜
ナポリタンならここ〜
ゆったりしたいからここ〜
その空間での過ごし方の楽しみや、
お店の方と話すのも楽しいのですが、
根本はこれ。根源は自分内サミット。



人からどうみられるか。
無自覚な人に心底憧れます。
茶店は、そういう私のこじらせ感情に
一時的に蓋される場所なんです。



私っていうちぐはぐな個も
時を重ねて世の中に馴染んでいきたいものです。

(わたしめんどくさいな〜…はは〜)